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牛丼屋の自動券売機で少し操作に戸惑ってしまった

先日、牛丼屋に行った際に 自動券売機の操作に少し戸惑ってしまった話。

画面の右端が死角になってしまった

その自動券売機はタッチパネル式。 メニューを探すというタスク自体は比較的スムーズにできました。 問題はそこから。 自分が選択したメニューの合計額が画面の右端に小さく表示されるのですが、 まず、それに気づくのに時間がかかった。 基本的には視線はメニューに集中しているので、 画面の右端が死角になってしまったようです。

お金を入れるタイミングがよくわからなかった

さらに、画面の右端に合計額が表示されていることに気づくことはできましたが、 次に何をすればいいのかがわかりませんでした。 ECサイトなら「レジへ」的なボタンがあって、 ボタンをクリックすることによって 「購入できるんだな」ということを直感的に理解できるのですが、 その券売機は物理的にお金を挿入するデバイスなので そのようなトリガーがなく、 しばらくの間、どうしたら購入できるのか迷ってしまいました。

どうしてこのような問題が起こるのか。

前述の通り、お金を払うタイミングをわかりやすく明示していないことが 問題の根源だと思います。 あと、昔の物理ボタンによる券売機よりも 最新のタッチパネル式券売機の方が ユーザーが行わなければならないアクションの数が多い点も気になります。

昔の物理ボタンによる券売機は お金を入れて、価格表示されている物理ボタンを押すだけというシンプルなタスク。 お金を入れるという行為とボタンを押すという行為のたった二つだけです。 対して、タッチパネル式券売機は 店内かテイクアウトかを選択したり メニューのカテゴリーを選択したり ユーザーが行わなければならない行為が増えています。

行わなければならない行為が多いことで ユーザーの負担になり、 集中力が途切れてしまうことも十分に考えられますね。

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