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老眼でスマートフォンの字が見えない?

知り合いの40代半ばの人がふとつぶやきました。 「最近、スマホの字が老眼で見えなくて読む気が起きない。」 その人が見ていたサイトのフォントサイズを確認すると、たぶん16px程度。 そこまで小さなサイズとも言えません。 それでも「見えない」のだそうです。 と言うか、読む気が起こらないそうです。

「フォントサイズを大きくする」だけでは解決できない可能性

人によっては40代から老眼が始まる人もいますね。 ましてや今は高齢化社会。 スマートフォン使用者の年齢層もどんどん高齢化し老眼ユーザーがどんどん増えていくと予想される。 スマートフォンは画面と目の距離が非常に近いので、老眼ユーザーにはかなりきついのかもしれません。 そうなると、画面の小さなスマートフォンでは、 「フォントサイズを大きくする」だけでは解決できない可能性が出てくるかもしれません。 フォントサイズを上げるにしても、たださえ画面が小さいスマートフォンでは限界があります。 どんな対策と未来が考えられるでしょうか。

スマートフォンサイトではテキストの量を極端に減らす。

前述の「読む気が起こらない」という心理はフォントサイズだけでなく、文字量の多さも関係している可能性があります。 そこで、「老眼ユーザーに100%フィットするフォントサイズはない」と割り切って、 テキスト自体を極端に減らし、 ほぼ写真と図解のみでコンテンツを表現するのも対策としてはあるのかなと思ったりします。 老眼ユーザー向けとしては「詳細ページ」という概念が成立しにくいのかもしれません。 検索エンジン対策としては不利になってしまうかもしれないリスクはありますが。

詳しくはデスクトップサイトで。デスクトップを復権させる。

スマートフォンでは目をしょぼしょぼさせる老眼ユーザーも デスクトップでは比較的文字が見えるようです。 うちの高齢の両親もPCでは比較的快適に閲覧しています。 デスクトップは画面と目の距離がスマートフォンと比較して離れているので、 老眼ユーザーでも比較的楽なんだと思います。 となると、将来的にはデスクトップが復権するなんてこともあるかもしれません。 スマートフォンサイトで少ないテキスト量で概要を理解した後、 デスクトップサイトで詳細を確認する的な、一昔前の行動パターンが復活するかもしれません。

スマートフォンがさらに大型化

老眼ユーザーが小さなスマートフォンの画面では字が小さくて見えないのだとしたら、 比較的見やすい大型デバイスの需要がさらに高まり、 今よりももっとスマートフォンが大型化してくる可能性があるのではないでしょうか。 5インチ6インチはほとんどなくなり、7インチのスマートフォンが標準になるとか。 街を見渡すと、わりと年齢が高い人のタブレット使用率は高そうな印象です。

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