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雨に濡れないためのUX②

傘は「頭上に屋根のようなものを作ることで雨に塗れないようにする」 というUXを具現化したもの。 レインコートは「体を雨を通さない素材で覆うことで体が雨に塗れないようにする」 というUXを具現化したものだと思います。 私の記憶の中では上記の二つ以外のUXが 雨に濡れない方法としてポピュラーになったことはありません。

そこで今回は、 技術的な問題は無視して 雨に濡れないためのUXをブレインストーミングしてみました。

自分の頭上だけ雨が降らないようにする

自分の頭上だけ避けて降ってくれることで、 雨に濡れないようにするというイメージです。 傘やレインコートの場合は雨がやんだ後、 天日干しにするなどメンテナンスが必要ですが、 これなら不要ですね。

体、髪の毛自体を撥水加工にする

そもそもなぜ人は雨に塗れてはいけないのかを考えると、

・雨に塗れるとびしょびしょになって気持ち悪い
・風邪をひきやすくなる

という理由が挙げられるのではないでしょうか。 逆に言うと、上記の二点の問題を解決できれば 別に雨に塗れてもいいわけです。 そういった視点から 体や髪の毛を撥水加工することで 雨に塗れてもいい態勢を作るイメージです。

ポータブル濾過装置

雨水を溜めて飲料水にしたり、カルピスにしたりする ポータブルな濾過装置のイメージです。 これは「雨に濡れないためのUX」とは異なる視点です。 人間には「雨は嫌」というネガティブなイメージがありますが、 雨水を飲料水やカルピスに変換する小型装置によって、 雨を逆にポジティブなイメージに変えてしまおうという発想です。

雨が降れば降るほど人は得をするわけですから、 人は雨を嫌がらず、むしろ雨を待望するようになります。 むしろ晴れの日の方がネガティブになる。 人の価値観が逆転しますね。

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