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Amazon Fire TV StickのUIについて考えた

Fire TV スティックの体験の肝はリモコンにあるのではないかと。 もちろんスマートフォンでもリモコン同様に操作できるわけですが、 やはりリモコンで操作するというところに核心があるとしか思えない。

TV世代はリモコンでチャンネルを変えた感覚がまだ手に残っている。

Chrome Castなんかも使ってみましたが、 やはりスマートフォンでTVを操作するという行為に個人的には違和感を感じましたね。 リモコンをTVに向けて操作するという感覚が染み着いているのです。

グローバルナビゲーションがリモコンにあるといいなと。

リモコン操作は、マウス操作やタッチ操作とは異なり、 自分が操作しているリモコンとモニターに距離があるため、自己帰属感がなかなか感じられにくいです。 リモコンの上下左右ボタンで少しずつ動かしていかなくてはいけないですからね。 自分の思い通りにならない苛立たしさみたいなものがどこかにある。 そこで、ホーム、映画などのグローバルナビゲーションはリモコン内に物理ボタンとして入れた方が自己帰属感は高まる気はしました。 グローバルナビゲーションはユーザーが操作する上で核になる部分ですから、 そこに関してはより自己帰属感を高めた方がいいと思うわけです。

音声検索のフィードバック

音声検索はリモコン内の音声検索ボタンを長押しして操作するようです。 長押ししなければならないことにも違和感を感じますが、 音声入力した後、自分が何を入力したか、それをきちんと認識してくれたかのフィードバックがないことに大きな違和感を感じました。 音声入力後、フィードバックなしにそのまま検索結果が出てしまうんですね。 音声入力関係のUIはGoogleの方が優れているなと感じました。

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