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検索したくてもできない、もどかしさ

前にテレビで観た家電企業がとても気になり出したので、 ネットで検索してみたのですが、 見つけることができませんでした。 なぜ見つけることができなかったのかというと、 記憶がものすごく曖昧だったからです。 その会社の社名はもちろん思い出せませんし、 代表的な製品名も思い出せない。 社長の顔はわりとはっきり覚えているのですが、 如何せん自分の頭の中にイメージがあるだけなので画像検索することもできない。

こういう時はどうしたらいいのでしょうか。

曖昧で断片的な記憶から情報を検索する手段がまだない気がする。

既存のキーワード検索や画像検索は、 予め検索する側に検索できるだけの情報の断片があることが前提になっていますよね。 例えば「りんご」を検索するには「赤い」「果物」といった断片を検索する側が予め持っている必要がある。 「何色だったか覚えてないなあ」「もしかしたら地名だったかも」では永遠に「りんご」に辿り着けないわけです。

記憶の中に強く残っているのだけれど検索できないというもどかしさ。

人類の歴史が始まって以来、人類はこうしたもどかしさにぶち当たる度に「仕方ないな」と諦めてきたのです。 これはすごいことです。 人類史上、天才だろうと凡人だろうと等しく、思い出せないものは仕方ないと諦め続けてきたのです。

現状はまだ検索するのに相当な認知負荷、行動負荷がかかっている。

検索するには検索できるだけの情報の断片を用意する必要があるわけですから、 現状はまだ、検索という行為を行うためには、 かなりの負荷をユーザーに強いているということになりますね。

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