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行政の施策のコミュニケーションを考える

先日、某市職員を町内会に招いて、 市の方針である「ゴミを減らすための市民への7つのお願い」の 説明をしていただきました。 お願いの一つ一つは 「生ゴミは水を切ってから捨てよう」など、 比較的簡単なものです。

なぜ「7つ」なのか?

一通り説明を聞いてから、 個人的にはある疑問を感じました。 それは「なぜ7つのお願いなのか?」という数字に関する疑問です。

「7つ」を一度に記憶するのは難しい。

個々人の能力差はありますが、 個人的には「7つのお願い」の全てを一度の説明で記憶することはできませんでした。 記憶できたのは特に印象に残った一つか二つです。 このように、「7つ」という数字はユーザーが記憶するのが難しい数字だったと思ったのです。

科学的には人が一度に記憶できる限界は7±2という説があるそうですが、 数が少なければ少ないほど、人は一度に記憶しやすいのだと思います。

行政の施策は要素が少なければ少ないほど実効性が高まるのではないだろうか。

少なくとも個人的には「7つのお願い」の全てを一度に記憶することができなかったわけです。 このように一度に記憶することができなかった人が多ければ多いほど、その施策の実効性は低くなるわけです。

逆に「お願いは一つだけです。一つだけ記憶してください。」という方が覚えやすいし、実行しやすいと思うのです。 施策の実効性って、そういうことなのではないかなと。

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